外国語で話す自信がないのは日本人だけではない
英語で話した~い。これほど強い気持ちがあるにも関わらず、正念場になると立ちすくんで無能になる。悔しい!身を削ってまで勉強に励んでいるのに緊張の高まりで全てが飛んでしまう!どうしてだろう?この気持ちをどこにぶつければいい?最終的にどうして私は英語が話せないのだろうと自問してしまう。
こんなときに外国人が日本語を喋る姿を思い出す。日本語力とは関係なく自信に満ちあふれている。片言でも達人のように、匠に彼らのペースで話している。その自信はどこから来るのだろう?やはり日本人と外国人の精神力に差があるのか?生まれ付きの才能じゃない?
はっきり言おう、 そうでもない。
外国人も日本語で話すことに自信がないのだ。
でもテレビで見たんだ!?
彼らは演出者に選ばれた人材にすぎない、自信のない人では番組は成り立たないからだ。大声で「コオオニイチワ!オゲンキデッスウカ」を叫べるユーモアのある人を求めている。また観光客も違う。日本語の勉強をしに来たわけではない。日本を堪能し日本語にあまりこだわっていない、ガイドブックで1分前に覚えた表現をそのまま唱えているに過ぎない。
もっと重視して欲しいのは真面目に勉強している、何年あるいは何十年も勉強を積み全てを日本語学習に注いでいる外国人である。
心覚えがあるだろう?正に自分そのもの!
私の経験上、会話が始まると、
● 意味はちゃんと伝わっている?
● どう思われている?
● 勉強をする甲斐があった?
● なんで思い通り話せない?
● なんで的確に喋れない?
この状態が繰り返されると自信も崩壊、もろさの原因は一目瞭然だ。
言語取得の目標は千差万別ではあるものの、慣れるに越したことはない。それには努力が必要なのは承知の上だと思うけど俺が言いたいのはそこではない。
あなたは一人じゃない。
同じ戦いは世界のどこにいっても繰り広げられている。人はそれぞれいるけれど言語と戦う同士で頑張ろう。
Founder of Jalup. iOS Software Engineer. Former attorney, translator, and interpreter. Still watching 月曜から夜ふかし weekly since 2013.
私も自信がないので、英語で話すですけど…
This is an interesting article. Are you considering expanding into articles for English learners?
自信を身につけるのは難しいね。
Thanks. I’m not exactly sure where I’m going with this but I figure some more articles that can be enjoyed both by native Japanese and Japanese learners would be worthwhile. And it gets me writing more Japanese.
私はそんな自身があれば出来ることが幾つもある気がしますが…その自身にたどり着ける道は長いですね。
間違えちまいましたね。その自信にたどり着くまでの道のりは長いでしょうね。
全くの同感です。茨の道だけど価値のある道です。
これは、結構本当かもしれません。というのも、僕の周囲には一般的な日本人の環境よりも多くの外国人が友達として存在しますが、その中でも日本人の前で”積極的に”「日本語で会話しよう!」という姿勢を見せてくれる人って結構少ない気がします。
もちろん、彼らは色々な理由があって日本に来ています。本国ではお金がないから何らかのエージェントを経て「仕事」として日本に来てる方(僕にとってはこれはもはや観光だと思います)、単純何らかの理由で日本に興味があるから日本にいる方。どちらが日本語を自ら話す傾向にあるといえば、火を見るより明らか。後者の方々だと思いますね。
基本的に前者は、もうほとんど英語ができない日本人と普段hang outしてません。日本にはいるものの同じエージェントのコミュニティでネイティブ英語スピーカーの同僚たちとよく遊んでる。これは悪い事ではないですよ、日本を楽しんでくれてるならそれは素晴らしい事です。自信が無いなんて言わず、積極的に話してみて下さい、好きなら絶対に少しづつでも上達はすると思います。僕で良ければ練習相手にもなりますから。笑 あ、いえ僕は英語は下手なんですけどね・・・。汗
確かに日本に長期滞在していても日本語で話さない(話せない)外国人は大勢いる。永遠の観光気分ってことかな。自信の問題なのか勝手に必要性がないと勘違いしているのかいまだによく分かりません。
でも当サイトを使用している人にはそういうタイプは一人もいない(と思いたいです)!
俺が思うに、「外国語で話す自信が無い」と言っている多くの人は本当は、自分から話し掛けるのが怖いから会話した事も少なく、その経験の無さによって話す事も無理だと思い込んでいる。
其処で何年もかけてずっと勉強してきた筈なのに、自分が下手糞だと思い込み、自己嫌悪に陥ってしまう人も少なくはなかろう。俺もそうだった。
其処で俺が考えたのはこれだ:
後戻りの出来ない状況を作るのが大切だ。つまり、伸るか反るかの状況に身を置く事だ。
更に言い換えると・・・
取り敢えず声を掛けよう!
思い切って声を掛けよう!
声を掛けたらもう後戻り出来ないでしょ?何かを言うしかないでしょ? 其処がポイントだ。
無駄話でもいいから、取り敢えず何か言おう。
家の近くに日本人が経営している小さな店があるけど、其処で何時も日本語で書かれた本を買っているのに何故か何時も英語で返される。
今度行く時は思い切って「俺、こう見えても日本語が出来るんだから」とか言って印象を残すつもりだ(笑)
Shirobonさんがいう「とりあえず声をかけよう」は大正解だと思います。最初の一言は一番難しいと思うけどそれさえ乗り越えれば話が始まる。そしてもう逃げられない。
最初の瞬間は緊張の塊かもしれないけどその緊張を克服しないと何も始まらない。結局経験と慣れですよね。
お疲れ様です。また面白い記事が読めました。いつもありがとうございます。
ただ、一つ聞きたいことがあるんですが。「承知の上」という表現が昔から最近まで所々で転がっているのに、この記事を読んだばかりの今まで意味ははっきり分かりません。辞書にも掲載されていません。一掃悩みを解けて、ご説明なさって下さいませんでしょうか。お願いします。
以下を参考にしてください:
http://www.weblio.jp/content/承知の上
事情や背景などを把握・承知しているさま。それでも敢えて行う、といった意味合いの表現。
「努力が必要なのは承知の上だと思うけど…」
を簡単に言い換えてみれば
「努力が必要なのはもう分かっていると思うけど…」