日本語の最高に便利な5つのこと

外国語の勉強に励んでいると面倒に感じることが多い。どうしてこんなふうに言わなきゃならない?どうしてこんな文法を使わなきゃならない?どうして読み方と書き方が一致しないのか?「どうして」の連続攻撃から逃れない。

5 Super Useful Things About Japanese 7

しかし助け舟はあるのだ。

「どうしてこうなの?!」は「どうして自分の母国語にはないの?!」に変化するときが必ずくる。異なるところから、ありがたさが生まれるのである。

そう、日本語の万能なところといえば・・・

5. 主語なんて関係ない

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I, You, He, She, They. 誰でもいい!

英語では主語がないと文章が成り立たない。日本語では主語がなくても会話は成り立つ。

「アイスクリームください」Can I get an ice cream?
「会議にでますか?」 Will you go to the meeting?

私なら断然主語を抹殺できる後者を選ぶ。

4. 曖昧さへの愛

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言いたいことがあるけど言いづらい。直接的に言ったら気を悪くする恐れがある。正に曖昧さに越したことない。以上の主語なしの世界では曖昧さが無限の可能性を秘めている。

A男「I love you」
B子「I love you too」

VS.

A男「愛してるよ」
B子「えっ!誰のこと?」
A男「君のことだよ」
B子「嬉しい、私もだよ」

このように単純な会話の中に、主語がないことで焦らしあいの小さなドラマが展開されるのだ。逆に言えば英語は簡潔でいいのだが、使いようによっては実にドラマティックだ。

3. 最後が肝心

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『最初が肝心』という言葉はどこの世界でも共通だ。でも日本語では『最後』が肝心なのである。何を言っても最後に文章の起承転結を逆転することができる。

「あなたのことが好きではない」 “I don’t like you.”

お解りの通り、英語では「don’t」で否定で入ってしまうが、日本語は最後の「ではない」で始めて否定に入るのだ。

よくある「言ってしまった!」はなくなり、文章を言い終わる直前まで意見の肯定・否定を先延ばしにできるのだ。これなら相手の顔を見て空気を読んで会話もできるはずだ。

2. ギブ・ミー擬音語

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世の全ての現象を音で表せる天国!なんて素晴らしい発想なのだろう。単純なことにも深い美しさがある。

「あなたの肌はモチモチしているね」

この文章を「あなたの肌は柔らかそうだね」に置き換えるとどうだろう?柔らかい→そのままの意味だ。でもモチモチと言われると、柔らかい、弾力もありそう、色も白そうと想像が膨らむのだ。

擬音語により人の感覚や発想力までも豊かにするのだ。

1. シンプル・イズ・ベスト!

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Are you going?
I want to eat that.
Do you like it?

一言の道へ!

行く?
食べたい!
好き?

これで会話が成立するのだから見事だ。

あなたはどう感じる?

あなたが、「この日本語が英語にあれば、またはこの英語が日本語にあれば」と感じるときは?

私が思うに日本語の魅力に魅せられたとき、始めて母国語の素晴らしさを感じる瞬間ではないだろうか。



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Adam

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Founder of Jalup. Spends most of his time absorbing and spreading thrilling information about learning Japanese.

Comments

日本語の最高に便利な5つのこと — 6 Comments

  1. 日本語の曖昧さね・・・

    一年前の事を思い出すなあ(笑)

    日本から留学生が来たけどその娘が凄く綺麗で清楚だったからすっかり一目惚れしちゃった。
    当時は日本人と面と向かって話した事があんまり無かったんで、(今でもそうだけどw)間違った事を言ったり思わず片言になったりしたらどうしよう!って不安もあったけど、やっぱ好きな人と話してると緊張しちゃうんだよね。誰だってそうだ (それとも俺が草食系なだけか?ま、いいや)

    んで、告白はしたかったけどそんな勇気がなかった。日本語の曖昧さを利用する事で直接的に言わなくても思いが伝えられると思ったけど、そうは問屋が卸さなかった。恋愛ってのは感情的な物なんだから

    蛇足だけど、それから全然会ってない(笑)

  2. 「最後が肝心」って事を分かった時に「やっぱり日本語は本当に面白い言語だ!」と思っていた。逆転できるのお陰で文末まで注意しなければならないね。それは面白いと思うよ。それより、便利だ!
    文章の後で間違えても意味を変えられるね。例えば、「可愛い」って言いたいの時に「怖い」って単語を言ってしまえばその後「…ってことではない」と言えるじゃないか?「そうだ!誤りじゃなかったんだ!」と示せると思う。

    • 「怖い」と言っても一瞬で褒め言葉に変えられるね。これ以上の便利さはない!

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